主な触診のポイント
第4腰椎と第5腰椎間について(L4/ L5)

背骨(椎体)の一番下の骨である「第5腰椎]とその上に乗る「第4腰椎」との関節で、骨と骨の間にはクッションである椎間板があります。

ここは、腰を曲げる時に大きく動く部位であり、座っている時には大きな重さが掛かる為、負担がとても大きく、痛みやすい関節です。

よって、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離症、腰椎分離すべり症、腰椎変性すべり症、腰椎椎間板変性症、椎間関節炎、腰椎圧迫骨折、などなど、、、さまざまな病名の付く部位でもあります。

また、腰椎椎間板ヘルニアが最も多く発生する部位でもあり、一般的な症状としは、

おしり~太ももの横~膝~外や前のすね~足の親指

に掛けて、しびれが出たり痛んだりします。

この関節への過度の負担やストレスの元々の原因として、

背骨の土台である、骨盤や仙腸関節の「ずれ」や「ゆがみ」

が関係している事も多くあります。

また、この部位に過度の負担がかからない様に姿勢を正したり、日常生活での体の使い方を身につけていくことも重要になります。

思い当たる方はぜひ一度、当院にて
一緒に触診をしながら確認してみましょう